入社を後悔している人へ/就職・転職して間のない人たちへ
08/07/01
新社会人として3ヶ月が過ぎ、ようやく落ち着いてくると、見えなくてもいいものが
見えてきてしまうことってありますよね。

先輩のあくせく働く姿を自分と重ねてしまい将来を危惧してみたり、久しぶりにあった
学生時代の友人から楽しく働いているなんて話を聞いたりして「あの時もう1社の内定
を受けていれば」なんて思い返してみたりして。

自分で考えて決めたはずなのに、隣の芝生は青々として見えるのはなぜでしょうか?
折角縁があって入った会社なのに最近は目に付くのは嫌なところばかりなんてちょっと
もったいないですよね。でも、これって誰もが感じる事かも知れません。「会社人生はまだ始まったばかりです」

今、現在の会社に入社した事を後悔している人がいたら「何故なのか」をもう一度
よく考えてみてください。希望の部署にいけなかったから?いやみな上司(先輩)
がいたから?仕事がつまらない?給料が低かった?毎日決まった時間に会社に
行くのが大変?それともなんとなく?など、人それぞれに理由はあると思います。

世の中自分の思うようにはいかないもので現状に不満を言い出したらホントきりが
無いですよね。学生時代だったら嫌な事があれば避けて通る事もできたし、
見てみないふりをすることもできました。でも今はなんとなく許されていた逃げ道が
なくなりちょっと窮屈に感じているのかもしれません。

社会人になると色々な事のすべて自分に振りかかってきて、そのプレッシャーを
感じている方もいるかも知れません。まさに、それが大人への第一歩なんですが。
とはいえ会社人生は始まったばかりです。皆さんまだまだピカピカの一年生。
できない事、わからない事などいっぱいで当たり前、不安があっても当たり前だと思いませんか?

「続ける事で見えてくる事もあります」

 会社は学校ではないので楽しい事ばかりではないし、先輩や上司も厳しい事を言うかも
しれません。言われている方からすると納得のいかない事もあるかもしれません。
でも今皆さんは、学校というモラトリアムを終えて「大人」としての一歩を踏みだしたのです。
これからは、一人の大人として自分自身についての責任を取って行くことになります。

まさにここが最初の関門だと思ってください。後戻りするのは簡単です。わき道にそれるのも簡単です。でも、最初の一歩を踏み出したからこそ、今は前進あるのみ。前に向かって進んでみてください。
人の気持ちは変わるものです。今は気がつかないことに、1ヵ月後・半年後気づくかも知れません。

続けるから見えてくる事もあると思います。今は日々勉強のつもりで、先輩・上司の姿をみて
自分がなりたい社会人像を作り上げてください。給料をもらって勉強させてもらっていると
思えば多少の嫌な事も我慢できたりしませんか?

 今までの学校人生は、大抵の人は皆で一緒に入学して卒業をしてきました。全員が同じレール
の上を走ってきたのです。でもこれからの会社人生には決められた卒業というものはありません。
これからは自分で続けるか卒業をするのかを常に選んでいくことになります。いつ今の仕事から
卒業をするかを自分で選べるのです。だからこそ卒業の時期を誤らないようにしてください。

 今でなくてはいけないのか?そのうちでもいいのか?今が本当にその時期なのか?そう
考えていくと、今の自分・会社・仕事というものが改めて見えてきませんか?中にいると
見えないものの一歩引いてみることで見えてくる事もあります。ゆっくり一息ついてみて、
今の自分にできる事、今の自分がやるべき事、そして今の自分がやりたい事をしっかりと
見直してみてください。きっとそこから次に繋がる何かが見えてくると思います。

寄稿:佐藤鈴子
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