鍛えろ!プレゼンテーション/【売研流】ソリューション営業のススメ
08/06/09
今日はプレゼンテーションを。

よくある話から。

「見てくれにこだわって時間をかけた割に中身がない」

こういうプレゼンテーション資料をよく見かけます。
そういう人に限って・・・

企画書の書き方本をよく見ています。

この手の本はやっかいです。読まずに見るからダメなのです。

見てくれを学びたいのか、説得力のある企画書を学びたいのか
そういう本を見ているうちに目的が逸れてしまう方が非常に多い。

今日はプレゼンテーション力を鍛えるにあたって、いくつかチェックポイントが
あるのでその話をしましょう。

まずプレゼンテーションを定義しましょう。

企画書のことではありません。直訳すると「提案」です。企画書は手段です。
もっと言うと念力で提案が出来ればやればいいのです。
念力も手段ですから。

つまり「提案(伝えたいこと)」とここでは訳しておきましょう

お気づきのことと思いますが、見てくれの資料は手段でしかありません。
大事なのは中身だということが少し分かっていただけたでしょうか。
提案で一番大事なのは、提案したい事柄の「根拠」です。

なぜその提案がオススメなのか?です。

理由の抽出でいくつかGOODとBADを紹介しておきましょう。

【GOOD】
・市場データや調査データに基づくもの
・事前に聞いた情報が事実でその事実を曲げていないもの
・前提条件が酷似した成功事例をもとにしたもの
・受け手の課題解決に近いもの
・相手の悩みが解消できる(出来そうな)もの
・誰が、いつ、何を、どのように、いつまでに、なぜやるのかがはっきりしているもの
・提案した側のやる気や気合がみなぎっているもの

【BAD】
・根拠のない思いつき(ジャストアイディア)のもの
・事前のヒアリング内容が捻じ曲げられ、提案側の都合の
いいように解釈されてしまっているもの
・前提条件が一致しない成功事例をもとにしたもの
・受け手の課題解決につながらないもの
・相手の悩みが解消できそうにないもの
・だれがいつ、何を、どのように・・・がはっきりしないもの
・提案した側のやる気ばかりで、お金を出すに値しないもの
・提案側のやる気がみられないもの

などがあります。

私は見せ方推奨派ではありませんので、【BAD】をチェックしてみてください。
3つ以上あるようでしたら、提案力が弱いと言われても不思議がないでしょう。

しゃべるのがうまい。絵を描くのがうまい・・・がプレゼンテーション能力ではありません。
考えを確実に根拠を持って伝えることが出来て、相手の心を動かすことが出来るのが
優れたプレンゼンテーターです。

※「話すのがうまい」に越したことはありません。
スラスラしゃべるのではなく、分かりやすく整理された話し方という意味で捉えてください。
何度も申し上げますが、重要なのは「言葉の量」ではなく、「中身」です。

企画書作成の講座はまた何かのときにお話します。
いっぱい本売ってますからね。必要に応じて読んでください(見るのではなく!)