【仕事術】指示がコロコロ変わる上司・先輩/会社で教えてくれない世渡りのススメ
08/06/01

こんにちは、所長の辰巳です。

先日、お客様のところでこんな一幕がありました。

「課長はさっき○○って言ったじゃないですか」

部下の方が上司に話しています。少し前の指示といま出された指示が違うと主張しています。

こういうことってよくありますよね。

多くの若い社員さんは「言うことがコロコロ変わる」と嘆いている声をよく耳にします。

すべてがそうでしょうか?

たしかにその若い社員さんが言うように「コロコロ」と変わる方もいらっしゃいます。

すごい勢いで転がっています(笑)。

しかし中にはこういう例もありますよ。

ちょっと前に言った指示の前提と、新たに出した指示の前提が違うことが多々あります。

憤る前に指示を出した側の立場に立って、よく考えてみましょう。
何か理由があるからです。

Aという指示を出したのは何か背景や理由があって、それをBに変えたとします。Bに変えた理由もあるんですね。

指示の背景や理由・・・これが前提です。

前提が変われば答えも変わるわけですね。

300万の車がほしい。でも現金しか受け付けてくれない。
これではなかなか買えません。

ところが「無金利50回払いで買える」と言われると、そういうことなら話は別だな・・・って思うでしょ?

最初の前提は「現金払い」で次の前提は「50回無金利」です。この大きな前提の違いで、買う/買わないの答えは180度変わります。

前提が変わったことによって、「買わない」という答えが「買う」に変わります。

ちょっと脱線しますが、こんな例があります。
「コロコロ」を誤解される(させる)ケースです。

現金がないということを隠して「いらねーよ!そんなつまらん車」と言っていたとしましょう。
50回無金利になった途端「買う」に化けると、「いらねーって言ってたじゃねーか」となってしまいます。

現金がなくて買えません・・・とはちょっと言いにくいもの。
それを照れ隠しで「つまらん車」と言うわけですね。

人間は弱いもの。


話を戻しましょう。
話がコロコロ変わるなぁ・・・と思ったら「なぜ変わったんだろう?」と理由を考えてみてください。
理由がわかれば指示が変わっても、すんなりと腹に落ちます。

ビジネス世界は複数の解答があります。
学校で解くテストのように単数解ではないんですね。

前提は相手がある以上刻一刻と変化します。

表面的に指示を受けてしまう傾向のある若手社員は前提に気づくことなく、表面上変わる指示を「コロコロ」と言って反発したり、いやいや
やったりします。

それでは仕事は面白くないですね。

お互いにいやな思いをしないために「なぜ指示が変わったのか?」を聞いてみるといいでしょう。

ただ単にコロコロ変わっているだけ・・・だとしたら、それはお慰みですね。